他人の心情を完全に理解することはできないですが、
それでも理解しようと努力することは称賛に値する行為であります。
よって、この記事に辿り着いた人類には2021年春に入社したZ世代の私から、
若者に対し嫌われない方法をお伝えしようと思います。
大丈夫、この記事にたどり着いた方々であればきっと問題ないでしょう。
それではどうぞ。
- ①社用携帯は机の上に置いたままにしない
- ②部下を叱る際に新入社員を引き合いに出さない
- ③昼休みまたは終業時間後に仕事を行わない
- ④「これ一回言ったよね」と言わない
- ⑤プライベートの過ごし方に口を出さない
①社用携帯は机の上に置いたままにしない
業務中、例えば喫煙だったりお手洗いなどで席を離れるときがあると思います。
その際は必ず社用携帯も持ち歩くようにしましょう。
間違っても部下や若手に社用携帯への電話を取らせたりしてはいけません。
あなたが席を離したせいで電話に出られないのですから、
何故電話を取らなかったのか、と部下や若手を叱るのはお門違いです。
繰り返しになりますが、必ず社用携帯は持ち歩きましょう。
携帯するから携帯電話なのです。
※ちなみに私は入社して2週間後に社用携帯への電話を取らなかったため
上司から叱られて殺意を抱きました。
(瞬時に地獄万力*1のイラストを脳裏に浮かべて何とか耐えました)
ウチの上司がアホボケカスの大間抜け、トイレットペーパーの芯を替えないタイプの人間*2である可能性がありますが、
若手から後ろから刺されたくなければ同じ対処はしない方が賢明です。
②部下を叱る際に新入社員を引き合いに出さない
人間だれしも失敗はします。
そのせいでプロジェクトがうまく進まない場合だってあります。
ただその部下の失敗を注意する際に、
たまたま同じプロジェクトに組み込まれただけの新入社員を引き合いに出し
「そんな状態なら若手にやらせるぞ!!」や
「新入社員の方がお前より使えるんじゃないか?!」
といった叱咤はするべきではありません。
部下のモチベーションも下がりますし、何より新入社員が委縮してしまいます。
「新入社員が見て恥ずかしくない仕事をしろ」ならまだ分かりますが、
そもそも新入社員がいる前で部下を叱ること自体がナンセンスです。
そのことを理解していない人種が多いので今回はそれ以前のお話をしました。
※ちなみに私は~(①と同様の内容につき以下略)
③昼休みまたは終業時間後に仕事を行わない
分かります、そうでもしないと仕事が終わらない時だってありますよね。
ただ新入社員は上の者が仕事してると休みにくいんです。
自分の仕事が終わっても、そのフォローをしてもらっているんじゃないかと勘繰り上司より先に帰れないんです。
仕事をすぐに片付けることは難しいと重々承知していますが、あなたたち上司は
誰よりも早く仕事を終わらせて、誰よりも早く帰ってください。
そうすればきっと新入社員から憧れの眼差しを向けられること間違いないでしょう。
もしそれが難しい場合は、新入社員には早く帰るよう促してください。
あまり上司の残業が多いと新入社員は会社に対し不安を覚えますので
そういった点からも心に留めてもらえると助かります。
④「これ一回言ったよね」と言わない
マニュアルがあるのならまだしも、口頭でのみ教えたことに対し
この発言は絶対にNGです。
既にルーティーンと化しているあなたたちと違い、
新入社員は何もかもが初めてです。
もちろんメモは取りますが、聞き逃すこともあるかもしれません。
もしかすると間違った内容をメモしてしまうかもしれません。
新入社員は不安なのであなたの元へ再度聞きに来るでしょう。
人間だれしも失敗します、と先ほど言いましたね?
それなのに何故「これ一回言ったよね」なんて言葉をぶつけられるのですか?
あなたの家族にも、恋人にも、友人にも同じ言葉が吐けますか?
何回も来るのならまだしも、もう一回ぐらいは普通に伝えてあげてください。
そのくらいのことも気遣えないならさっさと辞表書いて会社を辞めてください。
人と人の関わり合いで会社はできています。
あなたの発言はその関わりを勝手に断とうとしていませんか?
そんな人間はさっさと切った方が長い目で見れば会社の利益になります。
再度言いますが、口頭で伝えた内容について確認に来た場合、
再度同じ内容を伝えてあげてください。
もし今マニュアルが無いなら*3、作業内容を覚えるためという名目で
新入社員にマニュアルを新しく作らせてあげても良いかもしれませんね。
⑤プライベートの過ごし方に口を出さない
これはありとあらゆる行動が全て「ハラスメント」と捉えられる時代に、
あなた方を守る自衛の方法でもあります。
「もしかしたら一緒にゴルフ*4に行けるかも……」
「釣りとかキャンプ*5とかに興味ないかな……」
などと考えるのは大変結構です。
新入社員が同じ趣味を持っていて乗り気であればぜひ誘ってあげてください。
ただし無理やり休日に連れ出したり、
自分たちとは異なる趣味を否定するような行為は絶対にNGです。
新入社員は今までとは異なる環境、生活リズムの中で暮らしているのです。
なのに土日はゆっくり休みたいのにどこかに連れ出される、なんてのは最悪です。
新入社員が慣れてきて、どこかに連れてってくださいよ~とお願いされたら
休日も彼らと良いコミュニケーションが取れると思いますよ。
また、社会では未だにインドア系の趣味*6に対する風当たりが強いように感じました。
私みたいに家の中で過ごすことが好きな人種も存在しています。
外に遊びに行きたいけどお金が無いから家で過ごすのではなく、
好きで家の中に居るのに「もっと外に出た方がいい」なんて声掛けはやめましょう。
逆にどこかに遊びに行くお金が無いのでどこか連れていってほしい、
なんてタイプの人間に対しては積極的に連れ出してあげてください。
ここでのポイントは、新入社員から誘ってくるかどうかです。
これは飲み会*7でも同じですので、常に心に留めていただければと思います。
以上、5つの注意点を挙げましたがいかがでしたか?(アフィカスまとめサイト特有の〆)
Z世代の新入社員にかかわらず、全社員に対しても関係のある内容だと思います。
若者が会社を離れる理由の多くが社内の人間関係*8と言われています。
せっかく発掘したダイヤの原石を手放すことのないよう、
少なくとも退職時に仇を返されないような接し方を心がけて下さいね。
(最近は会社の口コミを書き込めるサイトが多いですから……(暗黒微笑))
以上、さっさとゴミ弊社を辞めて実家の太いギャルに飼われたい人間がお送りしました。
読んでくれてありがとう、また会いましょうバイバイ。